子供をいじめから守るには?親がとるべき対応を解説します
いつの時でも子供の世界で起きているのが、いじめです。程度の差はあっても、いじめは子供の心に大きな傷を作るため、親を含む大人たちは子供をいじめから守る必要があります。
しかし具体的に何ができるのでしょうか?
今回は子供をいじめから守るために、親がとるべき対応について解説します。
子供をいじめから守るためには、大人の介入が必須
「いじめは子供だけの問題」と捉えるのは非常に危険です。子供はいじめを起こしても大人が黙認したり、気がつかないままになったりすると、「いじめをしてもいいんだ」と勘違いします。
最初はささいな内容だったものが徐々にエスカレートし、すぐに解決できないほど大きな問題になってしまう可能性もあるでしょう。いじめを受け続ける子供の心には大きな傷が生まれ、「またいじめられるのではないか」と、常にビクビクしながら生きることになります。
登校拒否や引きこもり、情緒不安定、うつ病などだけでなく、最悪のケースでは自ら命を落とすかもしれません。
だからこそ、子供のいじめには大人の介入が必須です。積極的に大人が介入することでいじめのエスカレートを防ぎ、大切な子供を守れるようになります。
いじめ対応のマニュアルは存在しない
いじめ対応に決まったマニュアルというものは存在しません。一つひとつの状況は異なり、またいじめた側やいじめられた側の関係性、理由、心の傷などにも違いがあるためです。
仮に決まったマニュアル通りに対応してしまうと、子供の個性や特徴とは正反対の対応となり、いじめの状況が悪い方向へ進んでいってしまう可能性もあるでしょう。
マニュアルはないものの、いじめ対応における指針やヒントとなるものはあります。大切なのは指針やヒントを吟味しながら、子供の状況や個性に合わせて取り入れていくことです。
子供をいじめから守るためには?親がとるべき主な対応
いじめられている子供を守る大人の一人が、子供の親です。多くの家庭では子供と親が近い関係にあるため、親が子供を守り抜きましょう。
続いては子供をいじめから守るために、親がとるべき対応法を紹介します。
子供の気持ちを大切にする
子供の気持ちを大切にすることです。いじめの状況に直面している子供には、たくさんの不安が付きまといます。
子供の何倍も人生経験を積んでいる親からすると、大切な我が子にさまざまなアドバイスやいじめへの対処法を伝えたくなるかもしれません。しかし親にとって簡単なこと、できることも、子供にとっては非常に難しいもの。
あれもこれもとアドバイスするのではなく、まずは子供の気持ちを受け止めることに徹してください。話しにゆっくりと耳を傾けながら、抱える不安を一つひとつ解消していくことが大切です。
常にアンテナを張り巡らせ、いじめのサインを見逃さない

子供によってはいじめられていても、自分から進んで親や教師に相談をしません。「いじめられていることを認めたくないから」「親を悲しませたくないから」「いじめがもっとひどくなるのを恐れているから」など、さまざまな理由が考えられます。
そのため親の方が常にアンテナを張り巡らせておき、子供が発するいじめのサインを見逃さないことが大切です。
服装や持ち物に破損がないか、身体に傷ができていないか、学校から帰ってくると塞ぎ込んでいないか、不自然に明るくしていないかなど、持ち物や行動、感情面における変化を迅速にキャッチできるようにしましょう。
いじめに関する情報を集める
いじめに関する情報を、できるだけたくさん集めることです。いじめと考えられる行為を受けたら、具体的な内容と日時、行為をした相手の名前などを詳しくメモに残します。
また被害の状況を、画像やビデオに残しておくこともポイントです。破損した持ち物や身体の傷、誹謗中傷のメッセージ、SNSへの投稿などで、可能な限り証拠として残しておきましょう。
身体に傷ができている場合は医療機関を受診して、医師の診断書をもらっておくことも有効です。
学校外でのいじめに関する証拠をつかむ場合、探偵事務所へ調査を依頼する方法もあります。豊富な調査実績や高い調査スキル、専門的な機材などを使って、効果的にいじめの証拠をつかんでくれるはずです。
学校へ相談する
いじめに関する証拠を手に入れたら、学校へ相談しましょう。まずは担任の教師へ連絡をして、話し合いをするアポイントをとってください。
証拠を提示しながら学校における子供の様子や状況、いじめをしている相手との関係性、そして今後学校としてどのような対応をするのかなど、一つひとつを丁寧に話し合いましょう。
学校によっては、真剣に取り合ってくれないところもあるかもしれません。その場合はいじめに関する要望を、文書化して提出するのがおすすめです。
「いじめをした子供に対する指導」「いじめを受けた我が子への謝罪」「学校として、再発防止に向けた対応策」の3点を軸として、具体的に望むものを文章にして提出してください。回答期限を設けると、さらに学校側の対応がスムーズになるはずです。
まとめ
子供をいじめから守るためには、親を始めとする大人の関与が不可欠です。できるだけ早い段階で大人が介入することで、いじめの被害を最小限に食い止められるようになるでしょう。
いじめ対応にマニュアルはありません。今回紹介した対応法は一つのヒントとして捉え、子供一人ひとりに合った関わりをしていくことが大切です。









